そばと言えば、暖かいものもあれば、冷たいものと色々あって年中食べる事の出来る麺類と認識している。他にもそういった麺類は多々あるけれど、年越しそばの様に節目に食べるものもあって、自分の中では他の麺類とは少々違う特別なものという位置づけである。味もそうだけど、他の麺類にはない独特な香りも良いなと思う。そばの生産は私の地元でも行っているが、信州そばが最も有名だろうか。地元で生産しているせいか信州そばが店頭に並ぶ事は無く、ある種の憧れのようなものを抱いていた。
ある時、私は口内炎になった。運よく口内炎に効果覿面というあるものを手に入れる事が出来た。そのあるものとは蜂蜜である。但し、ただの蜂蜜ではない。
そばの花から採った蜂蜜。生産地は長野県、つまり信州そばのそば蜜である。普通の蜂蜜も栄養価は高いが、そば蜜にはそれ以上のミネラルや、そば特有のルチンといったものが入っている。口内炎には直接関係無いが、ルチンは高血圧や血管の強化に良いらしい。これは効きそうだ。効かないわけが無い。そう感じた。形は違えど、いつかは食べたいと思っていた信州そばを口にする機会に恵まれたのである。
私は早速、口内炎にそば蜜を塗ってみた。
滅茶苦茶しみる。それと少し苦味があり、麺類のそばとは違う独特の香りがあった。蜂蜜なのになぜ苦いのかと疑問に思って調べてみると、本当かどうかはわからないが苦味を感じるのは甘すぎるからとのことであった。私の信州そばデビューは少々ほろ苦いものとなった。それと同時に、いつか現地に行って麺類としての信州そばを食べたいという思いはより強くなったような気がする。口内炎については、そば蜜のおかげなのか3、4日程度で収まった。みなさんも口内炎になった時は、そば蜜いかがですか。